ナデシコ (日本人ですもの、大和撫子)
カワラナデシコ
夏緑多年草。花期は5~8月。草丈は30~50㎝。
花色はピンク、白。
花弁の先が裂けて細かくなり、風にあおられると揺れる
優雅なナデシコです。
外来のナデシコに比べると豪華さや花色の豊富さには欠けますが、
清楚で日本の気候に合った丈夫なナデシコです。
株は自然と枝分かれします。中くらいの背の高さで
すらりとした印象ですね。
花後に株が枯れたようになることがありますが、
枯死していなければ株元からまた芽が出ますよ!
日本の気候に慣れておりとても丈夫です。
河原の名の通り、日当たりと水はけのよい、風通しのある
場所を好みます。
過湿にすると病気や根ぐされを起こしやすく枯れないまでも
ヒョロヒョロに育ちます。
自然風の庭によく合いますね。
すっきりした姿が魅力なので、もさもさした花とあわせないほうが
魅力を発揮できますよ。
やや背が高くなるので、縁取りよりはボーダーガーデンの中程に
植える方が合っています。
5色ナデシコ
宿根草。四季咲き性。
五色ナデシコは花色が白からだんだんと濃いピンク色へと
変化する品種です。
変化途中の様々な色合いの花が咲き乱れるので、
五色ナデシコの名前を持ちます。
日当たりと通風の良い所が適します。
耐寒性もあり、花がらを取り除けば次々と花を咲かせます。
ナデシコ属の総称はダイアンサスといいます。
ダイアンサスの「dios」はギリシア語で神を指し、
神聖なという意味です。
「anthos」は花を表す言葉で「ダイアンサス」とは
「美しく神聖な花」という意味です。
ちなみに「大和なでしこ」とは優しくて美しい、
そして芯が強い日本女性を表している言葉です。
皆さん当てはまりますか?
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