クレマチス マクロペタラ (羽を広げた青い鳥)
クレマチス マクロペタラ
耐寒性宿根草。花期は4~10月。草丈は200~300cm。
つる性植物の女王と名高いクレマチス。様々な種類があり、人々を魅了します。
マクロペタラは青紫色の半八重咲き。
鐘状でうつむいて咲く花がなんともいえず魅力的!
咲き乱れるとまるで羽を広げた青い鳥の群れ。冴えた青色がとても美しい品種です。
小型で鉢植えにもおすすめです。
花色からも涼しげな雰囲気を醸し出しますね!
暑さに弱く、冷涼な気候を好みます。
夏の暑い場所では、夏に一旦花が止まり、涼しくなった秋に再び開花してくれます。
前年の古枝から伸びた枝に花を咲かせる旧枝咲きの品種で、
ロックガーデンにも向いていますよ。
八重咲が強く開花するのは2年目からとなります。
剪定時期は夏と冬。花を長く楽しむには、1株の中で強弱両方の剪定を行います。
弱剪定は花の下2節で切り取ります。
強剪定は1番花後、今年伸びた枝の3分の1を残して切ります。
クレマチスの花言葉は「精神的な美しさ、たくらみ、高潔、旅人の喜び、心の美しさ、貧弱」
「精神的な美しさ」「貧弱」は、クレマチスの花の美しさが人工的である、
花は鮮やかなのにツルが貧弱なことから生まれました。
旅人が宿で安全に宿泊できるように、宿の玄関などに植えられることが多く、
旅人を優しく迎え入れるということから花言葉「旅人の喜び」という意味になりました。
ヨーロッパでは昔、クレマチスのツルをヒモや縄のように使用していました。
また、乞食たちは物乞いをするためにツルで自分の体に傷を付け、
葉をすりつけて腫れ物を作り、一層哀れみを誘う姿にするために使用していました。
このことから「乞食の食べ物」ともいわれ、乞食のたくらみの道具に使われたので、
花言葉「たくらみ」とされたといわれています。
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