ヘレニウム (王妃ヘレンの涙)
ヘレニウム
耐寒性多年草。花期は6~10月。草丈は50~150㎝。
南北アメリカ原産で、日本には園芸用として大正時代に
渡来したそうです。
直立する茎の先に、オレンジや黄色の花をつけ、
暑さに負けず元気に咲きます。
夏の訪れを知らせてくれる花ですね!
花の中心が丸く盛り上がって、団子のようなので
ダンゴギクともいいます。
団子状の中心部は黄色のものと褐色になるものがあります。
イングリッシュガーデンのボーダー花壇には欠かせない草花。
渋い色彩と独特の花形で切花としても人気が高いですよ!
ヘレニウムは、古代ギリシャ時代トロイの若い王子パリスが恋に落ちた
スパルタの王妃ヘレンの名前が由来になっているとか・・・
その美貌で有名だったヘレネをめぐって国同士の戦争にまで
発展してしまうことになるのですが、その戦いで多くの人達が
命を落としました。 そのことに涙したヘレネの涙で芽を出した花が
このヘレニウムだった・・・という伝説です。
花言葉は「寛容な心」・「上機嫌」・「涙」・「派手」
「涙」という花言葉は彼女の涙から来ているのかも知れませんね。
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