野路菊 (のじぎく)
のじぎく
多年草。花期は10~12月。草丈は50~80㎝。
3~4㎝の花が白く輝くように多数咲き、野菊の中では最も気品のある
美しさであるといわれています。
野路菊は人の作り出したひ弱な栽培菊と違い、この国で数千年から数万年も
自分の力で生き続けてきた野草です。
自分の生き方を知っており植えれば勝手に育ちます。
日当たりが良く水はけ、風通しの良い場所に植えてください。
ことに日照は大切で一日最低2~3時間、出来れば半日ほどは得られる場所を選びます。
コンクリートのそばなどアルカリ性の強い場所はなるべく避けます。
やむを得ない場合は、鹿沼土などで弱酸性化したほうが元気に育ちます。
一つの株で数十個の花をつけますが、さらに花の数を多くしたいなら
摘心をします。
<摘心とは>
成長芽といわれる先端の芽を摘み取って側芽の発芽を促し、
花を3~4倍多く咲かせること。
鉢植えの場合、草丈が高くなり過ぎない為にも適度の摘心をお勧めします。
花言葉は「真実」
関連記事