2015年09月04日
シュウメイギク (秋明菊)


シュウメイギク
耐寒性多年草。 花期は9~10月。 草丈は40~130㎝。
京都の貴船神社の周りにたくさん野生化したので
別名貴船菊とも呼ばれています。
風になびく長い茎を伸ばして可憐な一重や八重の花を咲かせます。
花びらに見えるものはガクなんですよ!
菊の仲間ではなく、アネモネに近い仲間です。
また、多くの品種があり、白花や八重咲き、濃色花などあります。
和風の庭には一重、洋風の庭には八重の花が合うと言われています。
明るい半日陰と肥沃な土を好み、乾燥のしすぎはよくないです。
半日陰でも暗めの場所ではうまく育たず、木漏れ日の差すような
環境がベスト。花が終わったら花茎を元から切りとってください。
花言葉は「忍耐」「薄れゆく愛」「多感なとき」
2015年07月11日
カレックス(枯れてません!)
カレックス
耐寒性宿根草。(-12℃) 穂の時期は夏。草丈は50㎝前後。
枯れているように見えますが、これが普通、枯れてません!
名前も覚えやすいですよね
とても丈夫なグラスです。赤褐色のユニークな葉色、
葉は立ち上がり先がカールします。日射や暑さにも強く
日陰にも耐え、幅広く植えられます。
冬も常緑で一年中きれいな葉色を保ち、寄せ植えや、
庭植えに最適です。
シックな色がおしゃれで、海外での人気が高く、特に欧米では
頻繁に使用されているアクセント花材の一つです。
国内でも以前、少し流通していましたが、上級者向けの
ガーデン材料といったイメージがありました。
最近は幅広く人気が出て、一般的になりつつあるようですが・・・。
グラス類も豊富なので、色々なグラスを花壇に植え、色の違いを
楽しむグラスガーデンや、葉ものでまとめたリーフガーデンなどで
ぜひ取り入れてほしいです!
~ グラス類 ~
欧米では定番として古くから広く使用され、人気の高い植物ですが、
国内での流通はまだまだ少ないです。
華やかさはありませんが、シャープな草姿はガーデンに
自然な雰囲気を出し、春の芽吹き、夏の涼やかな葉姿、秋冬の紅葉と
四季折々美しく、風情ある季節感が楽しめます。
バラなど華やかな花と合わせれば素敵なアクセントに、草花や山野草と
ナチュラル・ガーデンに。他にも、寄せ植え、鉢仕立てなど
様々に活躍します。
性質が丈夫なものが多く放任でもよく育ちます。
落葉するタイプは冬に地上部が枯れますので早春までに
刈り取っておくときれいな新芽のみが楽しめます。
寒冷地では霜が付くことなどからウインターガーデンにも
きれいですが、常緑種も葉がやや傷みますので早春までに
短く剪定します。また夏など伸び過ぎた場合や蒸れてしまった場合も
同様に剪定すると再び姿良く美しくなります。
花言葉は「隠れ忍ぶ」、「自重」
2015年07月09日
ラセンイグサ(くるくるカールがかわいい!)
ラセンイグサ(ラセンイ)
常緑多年草。花期は5~6月。草丈は20~50㎝。
ラセンイグサは畳の原料である「イグサ」と同じ種類の植物で、
葉っぱが退化してほぼ線になっている茎が、らせん状に
うねうねと遊んでいる姿が魅力的な植物です。
最近では、水辺を飾る植物として、ガーデニングに良く利用されます。
ラセンイは日光を好みますが、耐陰性(日陰でも育つ性質)も
あるので、半日陰(一日に限られた時間だけしか日が当たらない場所)
でも、充分育ちます。 本来水辺に育つ植物なので、
庭の池の土手などに植えられることが多いです。
ビオトープ(生態系を再現したような環境づくり)をする場合に
ラセンイグサをよく見受けられます。
花は茎の先端に茶褐色で房状につきますが、地味で鑑賞価値は
低いです。
暑さにも、寒さにも強く大変丈夫な性質なので、さほど神経質になる
必要はありませんが、水だけは切らさないようにした方がいいですね!