2012年11月25日

ポインセチア

ポインセチア

  ポインセチア
   低木。花期は11~1月。樹高は30~500㎝。
   和名はショウジョウボク(猩猩木)。
   赤く色づいた葉を空想上の生き物「猩猩」の赤い顔に見立てたものです。
   派手に色づいた花びらに見える部分は葉っぱ(苞葉)です。
   本当の花は茎の頂点に付くつぶつぶ状のもので、花びらは持ちません。
   ポインセチアは日の長さや気温など条件が揃うと茎の先端に花をつけて、
   葉っぱ(苞葉)が色づきます。茎や葉を傷つけると乳白色の汁が出ます。
   花色や形は品種改良により様々なものが出ていますよ。

   「ポインセチア」の名前は19世紀の米国駐メキシコ大使であった
   ポインセット氏に由来しているそうです。
   ポインセット氏がメキシコに自生していたポインセチアを発見し、
   アメリカで園芸化しました。
   この功績がたたえられ、氏の名前から「ポインセチア」と命名されたようです。
   クリスマスに何のゆかりもなかったポインセチアがなぜ、クリスマスフラワーとして
   用いられるようになったかというと、その色彩に宗教的な意味合いがあったからだと
   言われています。
   欧州ではクリスマスにキリストの血の色、すなわち赤を飾る習慣があり、
   その情熱を表わす「赤」と、永遠の命を象徴する「緑」を意味することから
   17世紀の修道院で飾られてから、クリスマスになるとこの花というように
   広まっていったようです。

   ちなみにクリスマスカラー「赤、緑、白」の由来は、
    ・・・イエス・キリストが処刑台で流した血の色。
    ・・・もみの木や柊(ひいらぎ)などの常緑樹の緑。
        そのエバァグリーンが永遠の命や愛を表すものとされています。
    ・・・純潔の色。

   花言葉は「祝福する」「私の心は燃えている」「聖なる願い」「清純」





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Posted by カレドニアン at 20:42│Comments(2)赤い花-Red-
この記事へのコメント
もう始っているのかな?

クリスマス お正月商戦 これから毎日忙しくなるでしょう

風邪などに気をつけて お過ごしください

1つ1つの花にも 色々な物語があるんですね
Posted by やまめやまめ at 2012年11月26日 02:39
やまめさん

お心遣い、ありがとうございます。
花もその時代背景とか、いわれとかを知るとおもしろいですね。
知らないことがたくさんでてきます。(#^.^#)
Posted by カレドニアンカレドニアン at 2012年11月26日 13:42
 
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    コメント(2)